僕の姫~ちっぽけな勇気~
進学するにもすごいお金がかかるのに、それでもそう言ってくれたんだ。


僕は興味もないことを学ぶために、大事なお金を費やしたくない。


だからこそ、僕が好きな…フルートをちゃんとやってみようって…。


まだ音楽の学校に受かるかなんてわからない。


僕の実力なんてたかがしれてるもん。


「そっか…。頑張ってね♪」


「う…うん…////」


知世ちゃんの一言で頑張れる気がした。


本当に僕は単純だよ…。


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