僕の姫～ちっぽけな勇気～

「入江…」


大西くん…


「俺、なんとなく気づいてた。

本当はそんな性格なんじゃないかって。

まぁ、岸川さんと親しいってことまでは予想出来なかったけどな。」


大西くんが笑って言う。


気づいてたんだ…。


それだけ僕には俺とかが合わないのかな？


やっぱり僕は僕が１番みたいだね。


「ごめんね…

色々偽ってて。」


「気にしないよ。

俺も気づいてたけど言わなかったんだし！

これからも友達な♪」


大西くん…


僕はうなずいた。


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