トリプレ
泉は本当に奢ってくれた。ジュースも焼き鳥もケーキも。今日の泉は気持ち悪いなぁ。
「明日香!」
廊下をお母さんが歩いてきた。その後ろにはお父さんもいる。
学校祭は一般公開されていて、クラスの出し物も合唱コンクールも全部自由に見る事が出来る。今日は日曜日だから、お父さんも来たんだ。
そういえば、朝からカメラの手入れをしてたもんな。
「あら、泉君。久しぶりね~。おっきくなって~カッコイイじゃない。」
お母さんは必要以上に泉にボディタッチしてる。典型的なオバサンじゃん。恥ずかしい。
「こんにちは。何か見ました?」
「今来た所なのさ。学校じゃ、いつも2人でいるの?」
「たまたま…一緒にいるだけです。」
そう泉が言ってるのに、お父さんの視線が怖い。
「泉君でも、ダメだからね。」
お父さんは泉に視線で圧力をかけてるようだ。さすがの泉も圧倒されている。
ってか、何がダメなの?お父さんの言ってる事は意味不明だ。
「瑞穂と琉璃は?」
気を取り直して、お母さん。
「わかんない。教室かなぁ?会ってないよ。」
「そう。じゃあ、ちょっと見て回ろうかな。合唱コンクール、後で見に行くからね。」
両親は去っていった。
「明日香!」
廊下をお母さんが歩いてきた。その後ろにはお父さんもいる。
学校祭は一般公開されていて、クラスの出し物も合唱コンクールも全部自由に見る事が出来る。今日は日曜日だから、お父さんも来たんだ。
そういえば、朝からカメラの手入れをしてたもんな。
「あら、泉君。久しぶりね~。おっきくなって~カッコイイじゃない。」
お母さんは必要以上に泉にボディタッチしてる。典型的なオバサンじゃん。恥ずかしい。
「こんにちは。何か見ました?」
「今来た所なのさ。学校じゃ、いつも2人でいるの?」
「たまたま…一緒にいるだけです。」
そう泉が言ってるのに、お父さんの視線が怖い。
「泉君でも、ダメだからね。」
お父さんは泉に視線で圧力をかけてるようだ。さすがの泉も圧倒されている。
ってか、何がダメなの?お父さんの言ってる事は意味不明だ。
「瑞穂と琉璃は?」
気を取り直して、お母さん。
「わかんない。教室かなぁ?会ってないよ。」
「そう。じゃあ、ちょっと見て回ろうかな。合唱コンクール、後で見に行くからね。」
両親は去っていった。