トリプレ
「瑞穂、写真撮ろう!」
 恵那か声を掛けてくれた。
「別々の高校に行っても、友達だからね。」
 そう言ってくれた。
「そうだ、1つ聞いていいかな?」
「何?」
 私はずっと疑問に思っていた事を口にした。
「恵那のお父さんって何してるの?」
「あぁ、銀行の頭取。」
「…なるほどね。」
 謎が解けた。
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