トリプレ
琉璃がいきなりやって来て私の腕を引っ張った。
「なっ…なんだよ?」
「いいから早く来て。」
途中で明日香も捕まえ、私達は男子のグループの前まできた。
「いたいた!紘貴君。」
そのグループの中に紘貴がいた。
「記念に第二ボタン頂戴。」
何を言い出すかと思えば…。
「あぁ…別にいいけど。」
「明日香と瑞穂の分もね。」
「え?」
勝手に人を巻き込むな。でもちょっと欲しいかも。
「でも第二は1個しかないよ。」
「この二人には何番目でもいいから。」
それは微妙…。
「ちょっと待って。私だって第二ボタンがいい。」
珍しく明日香が意見した。このままじゃ明日香と琉璃の強奪戦になる。
「喧嘩はやめろ。じゃあこうしよう。平等に産まれた順番にする。」
何気に自分が第二ボタンを手に入れれるような提案をした。
「そしたら瑞穂が第二じゃん!」
と琉璃。バレたか。
「それに平等じゃない。」
と明日香。その通りです。
「じゃんけんで決めよう!」
明日香の提案が一番妥当だろうね。
「じゃんけんぽん!あいこでしょ…」
「やったー!私が第二ゲット~!」
琉璃が勝った。なんと私はビリ。
「はい。どーぞ。」
紘貴は掌を差し出した。その中にボタンが3個あった。
「えっ?どれが第二ボタン?」
「さぁ?俺もわかんなくなった。シャッフルしたから。」
「なんでぇ~?」
「だって喧嘩するでしょ。これで平等。」
やるな、紘貴。これで誰が第二ボタンを手にしたのかわからないし、でも誰かが手にしてるわけだ。
もう文句を言ってもしょうがない。
「なっ…なんだよ?」
「いいから早く来て。」
途中で明日香も捕まえ、私達は男子のグループの前まできた。
「いたいた!紘貴君。」
そのグループの中に紘貴がいた。
「記念に第二ボタン頂戴。」
何を言い出すかと思えば…。
「あぁ…別にいいけど。」
「明日香と瑞穂の分もね。」
「え?」
勝手に人を巻き込むな。でもちょっと欲しいかも。
「でも第二は1個しかないよ。」
「この二人には何番目でもいいから。」
それは微妙…。
「ちょっと待って。私だって第二ボタンがいい。」
珍しく明日香が意見した。このままじゃ明日香と琉璃の強奪戦になる。
「喧嘩はやめろ。じゃあこうしよう。平等に産まれた順番にする。」
何気に自分が第二ボタンを手に入れれるような提案をした。
「そしたら瑞穂が第二じゃん!」
と琉璃。バレたか。
「それに平等じゃない。」
と明日香。その通りです。
「じゃんけんで決めよう!」
明日香の提案が一番妥当だろうね。
「じゃんけんぽん!あいこでしょ…」
「やったー!私が第二ゲット~!」
琉璃が勝った。なんと私はビリ。
「はい。どーぞ。」
紘貴は掌を差し出した。その中にボタンが3個あった。
「えっ?どれが第二ボタン?」
「さぁ?俺もわかんなくなった。シャッフルしたから。」
「なんでぇ~?」
「だって喧嘩するでしょ。これで平等。」
やるな、紘貴。これで誰が第二ボタンを手にしたのかわからないし、でも誰かが手にしてるわけだ。
もう文句を言ってもしょうがない。