トリプレ
三女 琉璃の難題
待ちに待った夏休み!毎日遊びたいけど、周りの子は地味に受験を意識し始めて、去年のようには遊べない…。今年は彼氏もいないし、ちょっと寂しいな~。
相良君はどうしてるかなぁ?一緒に遊びたいなぁ。
「いってきまーす。」
瑞穂は制服来て出掛けていった。
「どこ行ったの、瑞穂?」
「夏期講習だって。琉璃も少しは勉強したら?」
お母さんもうるさいな~。夏休みなんだからいいじゃん。
「明日香は?」
「買い物に行ってもらった。」
ふ~ん。今日は暇だなぁ。
ピンポーン!
チャイムが鳴った。
「琉璃、出て。」
お母さんは洗濯物を畳んでいる最中だ。
玄関を開けると、裏の家のおばさんだった。
「あら~明日香ちゃん。またかわいくなったんじゃないの~?」
裏のおばさんは誰の事でも明日香と呼ぶ。訂正する気も失せる。
「お母さんいる?」
裏のおばさんは、たまにうちにやって来てはお母さんと情報を交換している。とにかく喋るんだ、このおばさん。
私は2階の部屋で雑誌でも読む事にする。
相良君はどうしてるかなぁ?一緒に遊びたいなぁ。
「いってきまーす。」
瑞穂は制服来て出掛けていった。
「どこ行ったの、瑞穂?」
「夏期講習だって。琉璃も少しは勉強したら?」
お母さんもうるさいな~。夏休みなんだからいいじゃん。
「明日香は?」
「買い物に行ってもらった。」
ふ~ん。今日は暇だなぁ。
ピンポーン!
チャイムが鳴った。
「琉璃、出て。」
お母さんは洗濯物を畳んでいる最中だ。
玄関を開けると、裏の家のおばさんだった。
「あら~明日香ちゃん。またかわいくなったんじゃないの~?」
裏のおばさんは誰の事でも明日香と呼ぶ。訂正する気も失せる。
「お母さんいる?」
裏のおばさんは、たまにうちにやって来てはお母さんと情報を交換している。とにかく喋るんだ、このおばさん。
私は2階の部屋で雑誌でも読む事にする。