ギブス
★,:*:・°☆。,:*:・★。,:*:・°☆。,:*:・°★,:*:・°☆。,:*:・
★。,:*:・°☆。,:*:・°
「柚葉のお兄さんって、カッコいいよね」
…と、その日の昼休み…
教室の窓際のサンに、頬杖をついていた柚葉と一緒に、グランドでサッカーをしている生徒たちを見つめていたクラスメートの相葉 紗理奈-アイバ サリナ-の声に、柚葉はその紗理奈の方に視線を向けた…
『っえ
お兄ちゃんっ…冗談でしょ?』
…と、素っ頓狂な声を張り上げた柚葉に、紗理奈は吹き出した…
「カッコいいよ
バスケ部のエースでキャプテン
生徒会の役員だしっ
文武両道で、イケメン
ね、彼女いるの」
そぅ…、立て続けに聞いて来た紗理奈に…、柚葉は呆れ顔でため息をついた…
『多分…、いなぃと思うけど…
仲、いぃ人はいるみたぃ…同じ、生徒会の。
ほら、卒業式に…お兄ちゃんと来てた人。
ソレより…、ナニ言ってんのよ
松本くんと付き合ってて…』
…が、紗理奈は、その柚葉の言葉にも…
「ソレはソレっコレはコレっ…だから…
ねっ今度、お兄さん、紹介してょ…」
…と、可愛く笑いかけながら…両手を合わせている紗理奈…
その、おねだりに…
『……っ』
【…っか、可愛い…っ
こんな、おねだりなんかされたら
男なら、放っておかないょっ
いゃ、あたしも…放っておかなぃかも…っ】
★。,:*:・°☆。,:*:・°
「柚葉のお兄さんって、カッコいいよね」
…と、その日の昼休み…
教室の窓際のサンに、頬杖をついていた柚葉と一緒に、グランドでサッカーをしている生徒たちを見つめていたクラスメートの相葉 紗理奈-アイバ サリナ-の声に、柚葉はその紗理奈の方に視線を向けた…
『っえ
お兄ちゃんっ…冗談でしょ?』
…と、素っ頓狂な声を張り上げた柚葉に、紗理奈は吹き出した…
「カッコいいよ
バスケ部のエースでキャプテン
生徒会の役員だしっ
文武両道で、イケメン
ね、彼女いるの」
そぅ…、立て続けに聞いて来た紗理奈に…、柚葉は呆れ顔でため息をついた…
『多分…、いなぃと思うけど…
仲、いぃ人はいるみたぃ…同じ、生徒会の。
ほら、卒業式に…お兄ちゃんと来てた人。
ソレより…、ナニ言ってんのよ
松本くんと付き合ってて…』
…が、紗理奈は、その柚葉の言葉にも…
「ソレはソレっコレはコレっ…だから…
ねっ今度、お兄さん、紹介してょ…」
…と、可愛く笑いかけながら…両手を合わせている紗理奈…
その、おねだりに…
『……っ』
【…っか、可愛い…っ
こんな、おねだりなんかされたら
男なら、放っておかないょっ
いゃ、あたしも…放っておかなぃかも…っ】