ギブス
『…っえ…』
【…ナニ…っ
いきなり…、何が…どぅなって…っ】
柚葉は…、裕隆の腕から逃れよぅと…懸命に両腕に力を入れた…
…が、裕隆の力には…叶わない…
『お兄ちゃん…、ヤだ…
離して…っ』
【…怖い…っ
こんなの…、お兄ちゃんじゃないょ…っ】
「柚葉…、俺…、お前のコト…
…好きなんだょ…
ずっと…、好きだった…」
…と、柚葉の身体を…ベッドに押し倒した裕隆…
『…お兄ちゃん…っ』
【…っえ…っ
ナニ…、言ってるの…っ】
ベッドに、押し倒された柚葉の両手首を掴んだ裕隆…
「何で…、あんな…
俺と…暮らしてきた時間より…、あんな知り合って間もないヤツの方が大事だって言うのか…っ」
『…ッヤ…っ
ナニ…、言ってるの…っ
あたし達…、兄妹で…っ』
泣き出した柚葉の唇に近づこうとした裕隆…
…が、柚葉のその言葉に…
裕隆の動きも止まった…
「…柚葉、兄妹じゃなぃって…、血の繋がりなんてなぃって…
分かってるんだろ…っ」
…と、柚葉の頬を撫でながら言った裕隆…
『…でもっ…
お兄ちゃんは…、お兄ちゃんだもん…っ』
【…ヤダ…っ
…怖いよ…っ
助けて…っ
誰か…っ
…先生…っ】
【…ナニ…っ
いきなり…、何が…どぅなって…っ】
柚葉は…、裕隆の腕から逃れよぅと…懸命に両腕に力を入れた…
…が、裕隆の力には…叶わない…
『お兄ちゃん…、ヤだ…
離して…っ』
【…怖い…っ
こんなの…、お兄ちゃんじゃないょ…っ】
「柚葉…、俺…、お前のコト…
…好きなんだょ…
ずっと…、好きだった…」
…と、柚葉の身体を…ベッドに押し倒した裕隆…
『…お兄ちゃん…っ』
【…っえ…っ
ナニ…、言ってるの…っ】
ベッドに、押し倒された柚葉の両手首を掴んだ裕隆…
「何で…、あんな…
俺と…暮らしてきた時間より…、あんな知り合って間もないヤツの方が大事だって言うのか…っ」
『…ッヤ…っ
ナニ…、言ってるの…っ
あたし達…、兄妹で…っ』
泣き出した柚葉の唇に近づこうとした裕隆…
…が、柚葉のその言葉に…
裕隆の動きも止まった…
「…柚葉、兄妹じゃなぃって…、血の繋がりなんてなぃって…
分かってるんだろ…っ」
…と、柚葉の頬を撫でながら言った裕隆…
『…でもっ…
お兄ちゃんは…、お兄ちゃんだもん…っ』
【…ヤダ…っ
…怖いよ…っ
助けて…っ
誰か…っ
…先生…っ】