ギブス
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「そっか…、そんなコトが…っ」


…と、ため息混じりに言った紗理奈…


柚葉は、紗理奈に…諒とのコトを話した…が、諒が殺人事件に関わっているかもしれなぃ…と言うコトとヴァンパイアであるコトは、伏せておいた…


紗理奈の言葉に、頷き返した柚葉…


「でもさ…、カラダの関係ってのは…個人差があるから、言えなぃけど…
先生みたぃに大人の人だと…、柚葉のコトを考えて…しなかったんじゃなぃっ」


『……っ』
【…あたしのコトを…っ】


「ほら、ウチらみたぃに…高校生ぐらぃだと…男の頭の中ゎ、そんなんばっかだけどさ〜…っ」


『…紗理奈は、松本くんと…してるの…っ』


…と、ストレートに聞いて来た柚葉に、紗理奈の頬は微かに赤らめながら…


「…あ、アイツの頭の中も、そんなんばっかだょ…っ
でも…、まだ…ね…っ
途中までゎ…、したけど…っ」


そぅ、顔を赤らめながら…言った紗理奈…

柚葉は、何故か…、安心した…

紗理奈も同じだった…と、言うコトに…


『あたし…、先生に初めて会った時…、怖かったんだ…
でも…、そんな気持ちも…忘れられるぐらぃ…、心の中を占めていって…
冷たくされても…、ソレ以上に…好きなの…っ
多分…、あの人がいなぃと…生きている意味もなぃよぅな気がする…』
【そぅ…なんだ…


ソレは、あの時…

初めて逢った瞬間から…、決まっていたんだ…っ】


そぅ…、言っている途中で…

泣き出した柚葉の肩を…紗理奈は、抱き寄せた…
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