ギブス
『……っ』
【…奏さん…
庇ってくれた…っ】
奏の好意に…、柚葉の瞳から…次々と涙が溢れ出していた…
「…柚葉…っ」
…と、柚葉の側で、柚葉の肩に手を置いた紗理奈…
その、紗理奈の方を振り返った柚葉…
紗理奈は、その柚葉の耳元に…
「…ね、二宮さん、柚葉を庇っていたけど…
あの写真…っ」
『……っ』
紗理奈は、そぅ…言いかけた所で…、急に言葉をつぐみ…
「…ごめん…、何でもない…っ」
…と、そのまま…紗理奈は、自分の席へと着いた…
『……っ』
【…紗理奈…、気がつぃたのかな…っ
…気が…つくよねっ
話して…、みようかな…っ
お兄ちゃんのコト…っ】
そして…、先ほど…自分を庇ってくれた奏のコトを思い出した…
『……っ』
【奏さんに…
…お礼…、言わなきゃ…っ
さっき…、庇ってくれていなかったら…
きっと…、言い訳すら思いつかなかっただろぅし…っ】
【…奏さん…
庇ってくれた…っ】
奏の好意に…、柚葉の瞳から…次々と涙が溢れ出していた…
「…柚葉…っ」
…と、柚葉の側で、柚葉の肩に手を置いた紗理奈…
その、紗理奈の方を振り返った柚葉…
紗理奈は、その柚葉の耳元に…
「…ね、二宮さん、柚葉を庇っていたけど…
あの写真…っ」
『……っ』
紗理奈は、そぅ…言いかけた所で…、急に言葉をつぐみ…
「…ごめん…、何でもない…っ」
…と、そのまま…紗理奈は、自分の席へと着いた…
『……っ』
【…紗理奈…、気がつぃたのかな…っ
…気が…つくよねっ
話して…、みようかな…っ
お兄ちゃんのコト…っ】
そして…、先ほど…自分を庇ってくれた奏のコトを思い出した…
『……っ』
【奏さんに…
…お礼…、言わなきゃ…っ
さっき…、庇ってくれていなかったら…
きっと…、言い訳すら思いつかなかっただろぅし…っ】