ギブス
その、言葉だけで…

不安も…、迷いも…

失くなってしまぃそぅな…、そんな感覚がした…


『…っん…っ』


柚葉の頬や…唇に…、何度も…口づけを交わしながら…


「……っ」


その、温もりを…抱き締めた…


諒は、柚葉の小さな掌を、自分の左胸に触れさせながら…


「柚葉が…、不安になっているのは…
奏から、聞いたハナシのコトなんだよな…っ」


『……っ』
【…先生…っ】
< 284 / 362 >

この作品をシェア

pagetop