シロネコノート改
描写について、3つほど。

1)小説は細部のリアリティが重要。
  ちょっとリアリティのある描写を
  している箇所がちょっとあれば、
  小説が光る。

  逆に、細部のちょっとしたミスで、
  小説全体が台なしになる危険もある。

2)思いつきだけで描写はできないので、
  「創作ノート」を作ったり「メモ」
  を携帯して、現実のものを日頃から
  よく観察・記入しておこう。

3)視覚とセリフだけでなく、音・色・
  匂い・味・感触など他の「五感」を
  書き込めば、とたんに文章が立体化
  する。


これらは「2週間で小説を書く!」と
いう本からの教えですが、この本は、
ホント、良いですよ!

僕が文章関係の本を30冊くらい読んだ
中でも、一番良かったんじゃないかな。
できれば買って線引いて読んでおくこと
をお勧めします。

でもね、この1~3のうち、2は僕は
あんまり守ってないですね(笑)

いや、まあ、「ユング」の章で詳しく
言おうと思いますが、人間の性格の
タイプによって、生まれつきの得意
不得意があるんですよ。

で、僕は「物体の観察」ってすっごく
苦手なわけ。だからこそ鍛えねば、と
いうのは確かに課題なんですが、

物の観察してると、めちゃくちゃ疲労
するんですよね・・この辺に、書き手
によって何を書くのが得意不得意かと
いう秘密があると思っていますが。

でも!みなさんは「創作ノート」及び
「メモ」、やってくださいね!(笑)
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