元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
努力なんかするな!
「努力なんかするな!」
僕の専門学校時代の恩師の口癖です。熱血教師が聞いたら怒りそうですね(^^;)
しかし、そう言っていたのには理由があるのです。
「努力ってのは
[嫌いなコトを嫌々頑張る]
ことだ。
好きなコトの技術を上達させるのは楽しいし、労力は惜しまないだろ?そういうのは[努力]とは言わないんだよ。
嫌いなコトを上達させるには、まずその嫌いなコトを好きになれ。
そうすれば[努力]する必要が無くなるから」
は〜、なるほどね。
これを聞いた時は目からウロコでしたね。そういう考えに至ったことは無かったので。
しかし、スランプの項に書いたことに通じる部分があるかも知れません。
僕があまりスランプを感じないのは、この恩師から受けた影響のせいかも。
ただねー、嫌いな食べ物は今でも食べられないんですよ(^^;)
たぶん無花果は一生食べられないでしょう。
こればっかりは[努力]しなければ(ーー;)
ちなみに僕は[努力]という言葉を否定している訳では無いですから(^^;)
あくまで「そういう考え方もあるよ」っていう紹介です。
嫌いなコトを好きになるのには[努力]する必要があるんじゃないかと考えてますし。