元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
ファンタジーの話とか
ファンタジー作品が注目され始めているので、少し僕自身の見解なんぞを。
まずファンタジーを語るなら、書籍化作品・アニメ・漫画・妄想以前に「神話」や「伝承」を読んでみるコトをオススメします。
昔話なんて興味ない?
いやいや。
ハッキリ言ってしまえば、「全てのヒントはそこにある」です。
一時のベストセラー作品に比べて何百年と読み継がれてきた伝承などは、言わば「地球規模のベストセラー」ですよ。
世界の創世、神の降臨、命の誕生…
それらは小説の中に登場しなくとも、作者の頭の中で「作業的に」行われます。
別世界を舞台にした場合なんか、否応なくやらなければならないコトなのですから。
そして面白いコトに、ほとんどの神話には「終末」が描かれています。
有名なのは聖書の黙示録(ハルマゲドン)、北欧神話のラグナロク、インド神話のカリ・ユガなど。
今で言うところの、ラスボスに相当するのでしょうかね(^^;)