元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
 
まず組み立て説明書をよく読んで、改造したいポイントを掴みます。

いきなり組むと、接着剤不要のプラモ(スナップフィットモデルという)の場合、後からパーツをバラすのが面倒なので。

切り貼りするのは作家さんのイメージに任せるとして、パーツを自作する際のエポキシパテの使い方について。

自分のイメージしたパーツを作れるし、粘性があるので硬化する前なら接着剤を使わずにくっつけられる大変便利なパテなのですが、問題点が一つ。

エポキシは人体に有害です。通常2種類の材料を指でコネコネして使うのですが、指から体内に有害物質が浸透してしまうのです。
練っている内に段々指が痛くなってきます。

防御策として、指にメンソレータムを微量塗ってからパテを練ることをオススメします。


次にプラ板を切る時の注意点。
完全にカッターで板を切ろうとせず、板の半分ぐらいの厚みまで切れたらパキっと折ります。
最後まで切ってしまおうとすると、細かいパーツの場合はパーツが欠けてしまう恐れがありますので。

あ、そうそう。
パテやプラ板で作ったパーツには、当然色が着いていません。
これだけは自分で色を塗らないといけません。
初めてプラモに色を塗る方には、グンゼ水性カラーをオススメします。
水性塗料なので、溶剤やシンナーを使いませんから安全です。

ご自分のイメージ通りにできましたか?


では次のステップへ。
次ページに続きます。

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