元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
色々なゲームのパクリを考えましたね(^^;)
「いつか僕はT&ESOFTに入って、ハイドライドみたいなゲームを作るんだ!」って。
T&ESOFTは名古屋にあったので、地元・愛知県ということもあり、僕の夢は膨らむ一方でした。
ハイドライド以降にT&Eが販売したゲームは、他のメーカーとは一味違うモノばかりでした。
記憶している限り紹介します。
ハイドライド2:
前作同様アクティブロールプレイングゲーム(以下、ARPG)。ARPG全盛期、日本ファルコムの[ザナドゥ]と人気を二分しました。
前作を遥かに上回るマップ量と魔法、会話、物品売買の要素追加。
また主人公の行動の善悪による行動制限も。
最後の敵[イビル・クリスタル]の倒し方が非常に斬新でした。
ハイドライド3:
多くの家庭用ゲーム機にも移植された、ハイドライドシリーズの集大成。
敵の善悪、所持品の重量、時間経過、主人公の状態異常(空腹・眠気・重い)などの要素追加。
物語は200階建ての塔、宇宙、果ては異次元まで行く事になるブッ飛んだモノでした(^^;)
やはり最後の敵[ガイザック]は、倒すのに一工夫いります。
…普通、気付かないって(^^;)
DAIVA(ディーヴァ):
アクティブシミュレーションゲーム。
7つの機種に7つの異なった主人公とシナリオ、クライマックスで全員が集結するという燃える展開。
当時マイナーだった、インド神話がベースの宇宙戦争物語でした。
また、当時無名だった[浅倉大介(元・ACCESS)]氏が作曲を担当。
彼のプロデビュー作でもあります。
3Dゴルフシミュレーション:
これが一番有名かも。
「遥かなるオーガスタ」
「ペブルビーチの波濤」
「ワイアラエの奇蹟」
など、スタッフが実在のマスターズ・ゴルフコースに取材に行き測量。木の一本に至るまで忠実に再現されてました。
…こうやって書いていると、当時のゲームメーカーってハングリーな挑戦者だったんだなぁって思います(^^;)