元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
その内、既製ゲームのパクリでは飽き足らなくなってきた僕は、オリジナルのゲームの企画を始めました。
それが[魔神戦記!]の原型です。そう、僕の創作歴史は魔神戦記!と共にあるのです。
でも最初のストーリーは、人が作った神像に神が乗り移り、世界を救う…とかいう内容。
タイトルすら決まっていませんでした。
現在の魔神戦記!とは似ても似つかない内容でしたし、何年か後にSFCで同じような内容のゲーム[アクトレイザー]が発売されました。
アレを見て、かなりショックを受けましたねー(^^;)
魔神戦記!の感想で、「この作品はゲームにしたら絶対面白い」という嬉しい御言葉を頂いたことがありますが、元々ゲームの企画から始まった案だったので、そう感じて頂けたのかも知れません。
中学生になり、少し作品に変化が現れ始めました。
深作欣二監督の映画[里見八犬伝]を見て影響されてしまい、またストーリー企画を始めたのです。
[神]が出て来るというポイントは残し、全く違うコンセプトを立ち上げました。
8人の伝説の鎧を受け継いだ少年達が、[呪魔]と戦いながら世界を救う[魔神]を探す…といった話でした。
流石に8人は収拾つかなくなって、途中でヤメました。
滝沢馬琴って凄いな(^^;)