元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
【超重神グラヴィオン】
地球に突然飛来した、謎の敵[ゼラバイア]。地球の兵器で対抗できない彼らの前に、成す術なく破壊される街…
ゼラバイアの襲撃を予見していた謎の大富豪[サンドマン]によって集められた、G因子を持つ少年少女達は人型ロボット・グランカイザーを軸とした私設軍[グランナイツ]として出撃。
ゼラバイアに攻撃を仕掛けるが、戦力差によりピンチに。
その時、サンドマンの指令が!
「グランナイツの諸君、
合神せよ!」
それが[超重神グラヴィオン]の、誕生の瞬間だった…
深夜枠で放映していたアニメです。比較的最近やっていたのですが、ロボットアニメ黄金期と呼ばれた昭和50年代前半のテイストがバリバリ入ってます。
グラヴィオンは圧倒的な力を持っているけど合体している時間に制限があるし、登場するゼラバイアは毎回進化しており、前回通じた武器が通じない等の緊張感のあるバトルが見所でした。
合神シーンに挿入歌が流れる、腕を飛ばして攻撃するなどロボットアニメの王道を突っ走る一方、主人公の乗るメカが足のパーツになるなどの王道を破る設定も魅力。
またサンドマンの声を演じた速水奨さんの重低音ボイスも魅力の一つでした。
続編【グラヴィオン・ツヴァイ】では、前作では描かれなかった登場人物の過去にまつわるエピソードが多く(ギャグ話も多い)、シリアスなドラマ展開が魅力でした。