元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
【ぼくらの】
夏の臨海学校に来ていた、中学一年生の少年少女15名。
海沿いを探険中に洞窟を発見、中に居た謎の人物[ココペリ]から「ゲームをしてみないか?」と誘いを受け、ゲームの登録契約をする。
何日か後、街に突然現れた巨大ロボット。
その時15人は、15個の椅子が並べられた部屋に転送された。
そこは街に現れたロボットと戦うためのロボットのコクピットだった…
ゲームは開始された。
しかし少年達は、まだその恐ろしいルールに気付いていなかった…
最近まで深夜枠で放映していました。
まだ原作は続いているようですがアニメ版は完結。
小説版も存在し、それぞれ若干設定や結末が違うようです。
全高500メートルのロボット[ジアース]を操縦して地球のために戦うことになった少年ら。
初めは単純に侵略から地球を守るための戦いだと思っていたのですが、これは世界の存亡を賭けた壮大なゲームだったのです。
戦いのルール…
・最終的に15戦を勝ち抜けば勝利。
戦闘の日時は知らされないが、必ず催される。
実は戦っている相手ロボットは、平行世界のゲーム参加者だった。
・1戦につき一人がパイロットとして選出され、交代は認められない。
そして戦闘終了後、そのパイロットは死ぬ。
(ロボットの動力は、パイロットの生命力だから)
・負けた時、ロボットが所属(?)する世界は消滅する。つまりジアースの敗北は、この世界の消滅を意味する。
細かいルールは他にもあるのですが、大まかなルールは上記した感じ。
ハッキリ言って救いがありません(^^;)
パイロットに選ばれた子には、自分の死か世界の消滅かの二者択一しか選べないのです…
ストーリーは主に、パイロットに選ばれてしまった子の、避けられない死までの時間を描くドラマ展開がメインで、ロボットによるバトルのシーンは重要ですがオマケみたいなモンです(^^;)
暗い話ですが、凄く引き込まれます。