元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
ドーマ
キサラ
ムーン…
光、いでよ!
汝…
【魔道王グランゾート】
今から遠くない未来。
科学は月へ旅行できるほどまで進んでいた。
主人公・大地は、たまたま福引きで当たった月旅行に行き、そこで耳長族のメイばあさんと孫のグリグリに出会う。
メイばあさんの頼みで、大地は謎の立体パズルを組むことに。
出来上がったのは、銃、弓、そしてコマだった…
そこに現れた[邪道族]と名乗る者に襲われる3人。
メイばあさんは、実は耳長族の賢者[Vメイ]で、邪道族にとって邪魔な存在だったのだ。
万事休す!
その時、先程の銃[魔道銃]が激しく光った!!
メイは大地にディスク状の弾と魔道銃を託す。
「マジカル・シュート!」
銃から打ち出されたディスクは、地上を転がりながら魔方陣を描く。
メイから教わった呪文を唱える大地。
「ドーマ・キサラ・ムーン…
光、いでよ!
汝、グランゾォォト!」
魔方陣から出現する、巨大な顔…
大地が導かれるように中へ入ると、顔が変形して人の形に!
今、大地とグランゾートの戦いが始まった!
………
月を舞台にした冒険ファンタジー・ロボットアニメ。
「魔神英雄伝ワタル」の後を受けた番組でした。
魔道王(マドウキング)は、大地の乗る[火と大地の魔道王・グランゾート]、旅で出会った少年ガスが乗る[風の魔道王・ウインザート]、皮肉屋の耳長族の少年ラビが乗る[水の魔道王・アクアビート]の3体が存在。
後にゾーラクラウンというパーツでスーパーグランゾートにパワーアップした(他の2体もスーパーに)。
邪道族は、メイの昔の仲間[アグラマント]を首領に、シャマン、エヌマ、ナブーという幹部が居ます。
邪道神と呼ばれるロボットを繰り出し、大地らに襲い掛かります。
後に幹部らが乗り込む[邪道王(ジャドウキング)]も登場しました。
物語は月の裏側(内部)の階層世界[ラビルーナ]へと入って行き、各階層の平和を取り戻しつつ、中核に向かってゆく…というストーリーでした。