元締秘伝帖(足跡残しの術の巻)
向上心の話
たまには何か書かないとね、こっちにも。
僕の専門学校の先生が言ってました。
「上を見上げればキリが無い。
でも足元を見ると、すぐ地面だ、何年というキャリアがあっても」
絵、音楽、文章…
全てに当て嵌まるコトです。
[自分より下の者など居ない。
自分が常にビリケツだと思っていて、日々精進する人]が、一番伸びる可能性を秘めていると考えています。
自分に自信を持つことは決して悪いことでは無いのですが、それは[自分より下の者が居る]という認識を持つこととは違うのですよ。
だから僕はアドバイス感想の最後に、
「同じ道を進む仲間からの、エールだと思って頂ければ嬉しいです」
と書くのです。
これは「アナタと同じ目線でモノを言わせて頂いています」という、相手に対しての礼儀と「自分は相手を見下して物事を言ってはいけない」という[僕自身に対する戒め]でもあります。
自分に厳しくあって欲しい。
若い方々にそう願いたいです。
それは、自分自身を磨くことにも繋がるのですから。