儚くて・・・
1章 プロローグ★
ねぇ倭(ヤマト)・・・
覚えてる?アタシとアナタが始めて出会った日のコト。
アタシが声をかけたとき、倭ゎどーでもよさそーなカオしてたよね。
でも
それがきっかけで仲がよくなったアタシ達。
名前で呼び合う仲。
01緒に帰宅する仲。
何もかもが新鮮で嬉しかった。毎日が楽しかった。
2人でナンカイも行ったあのゲーセン。
あのプリ機。
すべてが、ちょっとしたアナタとの思い出が、
アタシの頭から離れない。
なのにどーして?
どーしてアタシをおいていってしまったの?
サヨナラくらい言ってほしかった。
あんな突然な別れ。
思ってもみなかったよ。
ねぇ倭・・・?
寂しくない?
アタシの事見ててくれてる?
・・・語りかけても返事なんて来ない。
触る事もできない。
声を聞く事も。
呼んでもらう事も。
愛し合うことさえも・・・。