ギャップ的恋愛論





規則的に鳴る呼び出し音を聞きながら、あたしの頭の中には“怜二と何を話そうか?”しか浮かんでこない。






本来の目的なんて、すっかり忘却の彼方に吹っ飛ばしていた。






ど、どうしよう!?







『……もしもし…』






やがて聞こえてきた声に、頭の中が真っ白になる。







うわっ!うわっ!
うわ〜〜〜〜!!!







`
< 101 / 395 >

この作品をシェア

pagetop