ギャップ的恋愛論





するとおもむろに伸びてきた手が、あたしの手ごと眼鏡を掴んだ。







そして首をかしげて意地悪く笑う。






「そんなに俺の事気になる?」





………ゔっ…
ここは素直に頷くべき…?





どう返したらいいのかわからなくて、せわしなく視線をキョロキョロさせていると、そのまま顔を近づけてくる怜二。







キ、キスされる…っ…!!






あたしはとっさに目をぎゅっと閉じた。






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