ギャップ的恋愛論
一瞬、あたしから視線を外して大きく息を吸った向井君の瞳が、再びあたしを捉える。
そして−−-…
「好きなんだ……」
そうはっきりと、言い切った。
「…………」
うわっ!うわっ!うわーっ!!!
ストレート過ぎる〜〜!?!
『俺と付き合わない?』とか、『Hしよっか?』とかじゃない、本物の告白じゃんかぁぁ!!!
実はこういう軽いノリの告白しかされた事がないんだよね……
こんなの初めて。
初めて過ぎて、あたしの思考回路完全停止中。
ナニガナンダカ
ワカリマセ〜ン……
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