彼と彼女の1番星


今のわたしの頭の中には、


どきどきした、疲れた、かっこよかった、懐かしい、などの言葉でいっぱいいっぱいになっている。

…懐かしい?



「………?」



考えてもなぜだか出てこない。

考えるのはやめて、閉店間際の安売りをねらいにスーパーに行こうと外に出た。



「ねえ」
「わ、」



道まだ覚えてるかな変わったかな、なんて思いながら歩いていたら、後ろから肩をつかまれてむりやり振り向かされた。


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