私の恋愛模様。
―――――――――――――――――――――――――
あの日から既に一週間が経った。

あの日以来、嘉壱君は学校に来なくて。

飛鳥と話すこともなかった。

というより、私が飛鳥を避けるようになっていた。

避けていないと、飛鳥を意識してしまうから。

飛鳥が、私の中に入ってくるような気が…したから。

――――――

ピーンポーンパーンポーン

突然の放送案内。

何かあったのだろうか。と思っていると 、

『えー、今からこの学校を、今日一日閉鎖します。
生徒は至急、帰宅して下さい。
また、1ーC華月君、如月さん、結城さんは、10分後職員室まで来るように。
尚、残っている生徒を発見次第処分を下すので、速やかに帰宅するように。
繰り返します。
………………』
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