近すぎる距離
第一章 幼なじみ

彼女





「星菜、早く起きやっ!!はよせな凌迎えにくんで!!」

階段の下からお母さんの声が響く。



「・・・・わかってるって。うっさいなぁ、もぅ・・・めっちゃ眠い〜。」



寝起きの機嫌が最強に悪いあたしは布団からのろのろ起き上がる。



ふと時計を見ると、

―――6時50分。




やっばぁ!!!
朝練7時からやのに〜
< 1 / 20 >

この作品をシェア

pagetop