逢いたい

「悠!」

その日は入学して間もないある、晴れた日だった

中学を卒業し、高校に入学した私は中学時代の親友の矢沢 悠(やざわ はるか)に会っていた。


「有香!超久しぶり。会いたかったよ〜」

そう言って抱きついてくる悠。

今日は、中学時代に借りていたCDを返す予定だった。

どーせなら、そのまま遊ぼう!ということになり、悠と私の共通の男子トモダチを2人呼んでいた。

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