恋する月
次の日、優璃はいつも通りに過ごしていた。
~放課後~
「ねぇねぇ。相川優璃ちゃんだよね?」
「そうですけど・・・。どなたですか?」
「あっ!ごめんごめん!!俺、3組の城崎直哉。(シロザキナオヤ)よろしく」
「あっ。どうも。よろしく!で、何の用ですか?」
「いきなりで悪いんだけどさ~ちょっとメシでも行かない??」
「えっ!なんでですか!?!?てか、なんで名前知ってたんですか?」
「まぁいいから。一緒に来てよ。名前の事も教えてあげるし」
「でも・・・」
「いいからいいから!!」
と言いながら、優璃の肩に腕を回してくる。