ホスト 神
「有り難う〜!来月こそはトップ3に入ってみせるからね!」



今の月矢の夢は借金を完済し、俺とジュンと月矢でトップ3を独占する事らしい。



あのハルさんからボコボコにされた日から五年経って、俺とジュンは[fly]の押しも押されもしないナンバー1とナンバー2に成っていた。



「ねぇ。神君私の話し聞いてる?」



「聞いてるよ。ペットのアッシュの話しでしょ?」



「そうなの。最近あんまりご飯食べてくれなくてさぁ…。」



「じゃあ明日同伴して動物病院に行ってから、此処に来ようよ。ねっ?」


営業スマイル。この樹里は俺の客の中でも、上位に入る程太客。(太客とはホストクラブで一回に使う金が多い客の事。)
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