ホスト 神
俺とハルさんが一階のフロアに行くと、月矢の後に続いて一列に並び、挨拶の練習をしている所だった。



「いらっしゃいませ!」


『いらっしゃいませ!』


まぁ挨拶ぐらいはもう練習の必要はないだろう…月矢が俺とハルさんに気付き此方にを視線を移す。



「おはようございます!」



『おはようございます!』



俺は一番左側に居たネルを手巻きで呼んだ。



「どうしたんデスか神サン?」



俺はさっきハルさんに頼んでプリントして貰った紙をネルの前に出した。



「この赤丸が付いている奴に、[RED・STA]のメンバーをスリーマンセル(三人一組)でガードを付けて貰いたいんだ。」



俺の出した紙には、[fly]のホストの住所と名前が書いて有り、[fly]に残ってくれるであろう奴の名前の所には赤丸が付けて有る。
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