ホスト 神
慎悟偉い!君は良くやった!この話は此処で終わる!俺達は帰れる!君は本当に大物になれるかもしれないね?



俺の気持ちを察したのか、ジュンと目があった。二人で溢れ出る笑みを交わす…だが美月さんの言い掛けていた言葉も気になる…実は…なんなのだろう?



「おぉ。慎悟入れ!この人が[fly]のオーナーの美月さんだ。」



「慎悟です!今日体験入店で、明日からお世話になります。宜しくお願いします。」



「宜しくね。明日から頑張って早くこのお店に慣れてね。」



出た…美月さんスマイル…大概の男はこれで漫画のように目がハートマークになる…俺の横に座っている奴も、今は目がハートマークになっているだろう…。



「はいっ!」



ん?慎悟の目がハートマークになっていない…女慣れしているジュンでも、この美月さんスマイルには勝てないというのに…なかなか強いな慎悟。


んん?それどころか、俺とジュンを見る目が輝いている………此奴ホモか?



ハルさんが俺に微笑みかけた…気持ち悪い…だが流石元ナンバー1だけあってスマイルは上手い!今でも現役でいけるんじゃ?…でもそれを男の俺に向けられると正直気味が悪い……等と思っていると、ハルさんが体を前に出した。



「実は、慎悟はお前等の高校の後輩らしいんだ!」
< 20 / 444 >

この作品をシェア

pagetop