ホスト 神
そう言ってハルさんはデスクの上のパソコンを反転させて俺の方を向けた。



月矢も自分の携帯を開き、画面を俺に見せる。







「…なっ…んで?なんだこれ。」






俺はパソコンの画面と月矢の携帯の画像を交互に見比べた。





そこにはこないだ由美と遊園地に行った帰り、二人でマンションに入る姿が映っていた…。



「そういう事か。」



声のする方を振り返ると、オーナー室の入り口にいたのは腕を組んでこちらを見ているジュンだった。



「さっき月矢が慌ててフロアを出てったから、何かあると思って来てみたら…。」
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