ホスト 神
「ギャハハ〜♪ウケるんだけどお兄さん〜♪」



…ハ……ハハ。



俺は全然面白くねーよ!強いて言えば俺はお前の顔が面白白いよ!



…ったく鯨とカバを足して2で割ったような顔して、喉の奥まで見えるように馬鹿笑いしやがって…。



俺は造り笑顔のまま、見えないようにジュンの背中に肘打ちした。



「ハ…ハハ。ところで君達何歳?」



「えっ?二人とも17〜♪」



…帰ろう。



大体そのくらいだと思ってたよ…無駄に逆ナンしてくんなよな!ったく!



あの後俺とジュンは、一回家に帰って着替えて街に出た。



そしてジュンの車を通りに停めた瞬間に声をかけてきたのが、この足りなそうなギャル系二人組。
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