ホスト 神
皆三日目に賭けてるって事か…。



俺はどうしたら良いんだろう…。



目を閉じると、浮かんでくるのは由美の顔ばかり…。



俺は一体どうしてしまったんだ…。



俺は由美の事が好きなのか?



それとも一緒に暮らしている内に情が移ってしまったのか…。



女を信じられない俺が、女を好きになる…。



くだらないし有り得ない。



女なんて信じないって、あの日誓った筈だ。



そうだ!これはただの勘違い。



考えるのが嫌になった俺は、ひたすらシャンパンを飲み干した。




何かから逃げるように…。
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