ホスト 神
その日から、俺の同伴とアフターが始まった。



一人一人に、辞める理由とこれからの事を話した。




裏切られたと叫ぶ者。





現役ホストを辞めるのを喜んでくれる者。





納得してくれる者。





皆それぞれだった。





今月の俺は、ナンバー5に入れば良いぐらいの順位。





俺自身も、その結果に頷いている。





…気がかりは、喜恵の事だけだった。




俺の人生は俺自身のもの。





前に食事した時、喜恵もこの考えに納得していた。





俺も喜恵も、自分の人生を歩むんだ。
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