ホスト 神
「うぅ〜…最後なのに泣き顔ばっかり見せてゴメンネ…神君。」



謝りたいのはこっちの方だ。間違いなく、俺のナンバー1続けてこれたのは樹里の存在が大きい。



一番上のグラスを樹里に渡し、二人で乾杯した。



「ここで〜当店から〜神さんへオーナーからドンペリゴールドのプレゼントです!神さん今日迄ありがとうございました!」



『ありがとうございました!』



美月さんの後ろを、ハルさんがドンペリゴールドを運んできた。



「神君、今までナンバー1お疲れさま。これは私とハルからよ。」





普通にしてくれって言ってたのに…。





それでなくても…最近は喜恵の事で涙腺が弱くなってるのに。
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