ホスト 神
「えっと…特に何もありませんが、皆本当にありがとう。俺がナンバー1でいれたのも、皆が支えてくれた御陰だよ。そして、いつも通りでいいって言ったのにも関わらず、最後に泣かせてくれたハルさんに一言だけ、お世話になりました。」




俺はハルさんに向かって、深々と頭を下げた。



その後は、皆何処に隠していたのか分からないが、持ちきれない程の花束と、従業員一同からと言ってドンペリピンクを手渡してくれた。



店の外まで皆に送り出してもらい、タクシーに花束を押し込んでマンションへ帰った。








こうして俺は、[fly]から飛び立ったんだ…。
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