短編 今自分に出来る事
その写真を現像し見た時に俺は凄まじい衝撃を受けたのである。

其処には死は無かった。
生きようとする意思・エネルギーが凄まじく感じられたのである。

其れから俺は、戦場を渡り歩きながら、写真を収め続けている。
いや、写真と言う名のメッセージを…

一般人であり、いち写真家でしかない俺に出来る。
俺にしかできえないことを、其処にいたであろう。
其処にいつづけられたであろう人々のメッセージを紡ぎ、伝えていく為に。
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