カップルのおきて【修正中】
「…で??猛と喧嘩でもしたの??」




黒田信二は箸を止めて、私を見据えて言った。






「…」











黙っている私を見て、黒田信二の予想は確定したようであった。












「猛に…言ったんだ??」














「好きって。」












私はばんっ、とテーブルをたたいて、立ち上がり、













「分かってて言ってんでしょっ??わざわざ聞かないでよっ!!それとも、いつもいつも私をからかって面白いのっ!?」








「いつもって??」








真剣な目で見てくる黒田信二の目を見れずに、そらした。










「ばかにした目で見てくる…。」








「そんなつもりないよ。ただ、凄く猛が好きなんだなって、可愛いなって思って見てるんだよ。」













可愛い。











その言葉に、私の顔は火をふくように、熱くなった。
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