カップルのおきて【修正中】
植物…にん…げ…ん…??




医者は一通り説明をしてくれて、私を翔太の部屋まで案内してくれた。










『植物人間って……。』







『もう二度と話したり、歩いたりすることはありません。けれど、頑張って話しかけたりしていけば………。』










医者が言ったのは、気休めだろう。心のケアをしようとしたんだろう。でも…、こんなに…、こんなにショックだとは思わなかった。










生きてる、生きてるなら大丈夫、て思っていた私の考えは甘かった。

















病室のドアを開けると、車椅子に座っている、翔太がすぐ目にとびこんできた。













ほら…っ、大丈夫じゃないっ!!翔太は、私がもとに戻してあげ………。












回りこんで翔太の顔をのぞきこんだとき…、全てが頭からとんでいった。













…大丈夫なんかじゃない。翔太の目には、もう…私はうつってないのだから……。
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