カップルのおきて【修正中】
「ん……。………ぎゃあっ!!!!」









私が目を覚ますと、かずがすんごい顔をしていた。唇を噛んで、目をカッと見開いて充血してる。そして、若干震えている。










「もっ…ももちゃ…んっ、あ、足がっ、痺れちゃって…っ。」











「あ、ああっ、ごめんねっ!!!」








「〜〜っ!!!!!」









私が勢いよくどいた瞬間、一気に痺れがきたのか、かずは奇声を上げながら、ごろごろ転がってた。











治ったころに、









「足、痺れてきたなら、私のこと、起こしてくれたらよかったのに。」









「だって、気持ちよさそうに寝てたし。それに、桃ちゃんのためなら、このくらい平気だから。」











かずはにこっと笑う。かずが笑うたび、頬が熱くなるのがよく分かる。








かずは、私なんかよりもっと凄い。私を照れさせる力、持ってるんだから。
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