カップルのおきて【修正中】

「はあぁ〜…、疲れたっ!!!」






ﾍﾞｯﾄﾞに勢いよく転がった。枕もとにあるひよこのぬいぐるみが、すごくかずに似ている。








かず……。







ぬいぐるみをつつきながら、かずのことを考えた。





『送っていくよ!!』







『いいって、すぐだもん。』








『玄関出てすぐ変な人いたらど-すんのっ!!!ほらほらっ、行くよっ!!』











結局強引に、3ﾒｰﾄﾙ先の私の家の玄関まで送ってくれた。


『じゃあ、また明日ね!!仕事、頑張ってね。』





『おやすみ。』











ここでｷｽするとか…そんなのはない。そんなんじゃないの。べ、別に私がしたいとかっ、そんなんじゃないのよ??ただそんなのなくても、平気なｶｯﾌﾟﾙだから、大丈夫ってか、なんていうか……。






ひよこの頬をつねる。ふわふわしてて、すっごく気持ちいい。









「お前はど-なのよ??かず。」








黄色いかずは何も言わないまま、ﾍﾞｯﾄﾞの上を転がった。