カップルのおきて【修正中】
「桃ちゃんっ!!!大ニュースよっ、大ニュースっ!!」
マネージャーの小谷が、顔をほてらせて控室に入ってきた。まあ、大した話じゃないだろう。いつも、そうだし…。
私は小谷を鏡越しに一瞥した。小谷はまだ興奮を抑え切れずに話し出した。
「ドラマっ、決まりましたよっ!!!」
がたっ
「それっ、ほんとにっ!!??やったよ、小谷ぃ〜!!!」
私と小谷は抱き合いながら、ぐるぐるまわった。
念願のドラマ。小谷いわく、特別出演の1回だけらしいが、ちゃんと台詞もあるし、出演には演技力が必要なのに、選ばれたことが凄いとか。
私は急いで帰って、かずに伝えたかった。
でも、今からそのドラマの打ち合わせ。今日は帰りが遅くなるみたいだ。
せっかく、かずに報告しようと思ったのに……。
『凄いね、桃ちゃんっ!!!僕、ちゃんと録画しとくから、一緒に見ようねっ!!!』
かずなら言いそうだな。
少し笑いながら、私はかずのことを考えていた。
マネージャーの小谷が、顔をほてらせて控室に入ってきた。まあ、大した話じゃないだろう。いつも、そうだし…。
私は小谷を鏡越しに一瞥した。小谷はまだ興奮を抑え切れずに話し出した。
「ドラマっ、決まりましたよっ!!!」
がたっ
「それっ、ほんとにっ!!??やったよ、小谷ぃ〜!!!」
私と小谷は抱き合いながら、ぐるぐるまわった。
念願のドラマ。小谷いわく、特別出演の1回だけらしいが、ちゃんと台詞もあるし、出演には演技力が必要なのに、選ばれたことが凄いとか。
私は急いで帰って、かずに伝えたかった。
でも、今からそのドラマの打ち合わせ。今日は帰りが遅くなるみたいだ。
せっかく、かずに報告しようと思ったのに……。
『凄いね、桃ちゃんっ!!!僕、ちゃんと録画しとくから、一緒に見ようねっ!!!』
かずなら言いそうだな。
少し笑いながら、私はかずのことを考えていた。