カップルのおきて【修正中】
「はあぁ〜……。」
「また、ため息。おめでと、20回目〜っ!!!」
この子はモデル仲間の由香。由香は私とは違って、彼氏と雑誌に出たりする。隠しておくのは面倒なんだと。
「由香はさぁ…、彼氏とモデルの仕事のこととかでケンカしたりする??」
「したの??」
由香は化粧をしながら、鏡越しにこっちをちらっと見た。
「……」
「…まっ、ケンカはするね。『俺と仕事どっちが大事なんだ』とかさ。でも、結局どっちが大事とかないじゃん。比べるものおかしいし。仕事は仕事、彼氏は彼氏。そうじゃないの??」
由香はいつの間にか、化粧をする手をとめて、私を見ていた。プロの目だ、そう思った。
由香は昔からモデルをやってて、この性格だし、友達という友達はいなかったみたいで、ちょっとした弾みで仲良くなった。由香にはいろいろ話せる。由香のいうコト、確かに厳しい言い方するけど、尤もなことだから、あ-そうなんだ、て素直に納得できる。
由香が言うなら、私は由香の言うこと、信じてるから。
「また、ため息。おめでと、20回目〜っ!!!」
この子はモデル仲間の由香。由香は私とは違って、彼氏と雑誌に出たりする。隠しておくのは面倒なんだと。
「由香はさぁ…、彼氏とモデルの仕事のこととかでケンカしたりする??」
「したの??」
由香は化粧をしながら、鏡越しにこっちをちらっと見た。
「……」
「…まっ、ケンカはするね。『俺と仕事どっちが大事なんだ』とかさ。でも、結局どっちが大事とかないじゃん。比べるものおかしいし。仕事は仕事、彼氏は彼氏。そうじゃないの??」
由香はいつの間にか、化粧をする手をとめて、私を見ていた。プロの目だ、そう思った。
由香は昔からモデルをやってて、この性格だし、友達という友達はいなかったみたいで、ちょっとした弾みで仲良くなった。由香にはいろいろ話せる。由香のいうコト、確かに厳しい言い方するけど、尤もなことだから、あ-そうなんだ、て素直に納得できる。
由香が言うなら、私は由香の言うこと、信じてるから。