カップルのおきて【修正中】
俺は着替えを済ませ、リビングへ降りていった。






がちゃっ












リビングのドアを開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、もじもじする真知子だった。
そして、俺を確認すると、素早く近づいてきた。











「たけ兄っ、これっ!!!美術館のチケットなんだけど…、一緒に行かないっ!!??」









「い…いいけど、お前、美術館なんて……。」










「なによ〜??大丈夫、立って寝たりしないからっ!!」








真知子は俺の背中を思いきりぐ-で殴ってきたが、真知子の力ではそんなに痛くなかった。











俺は真知子と明日行くことを約束し、信二に会うために、出掛けた。







信二と会うことは、真知子には言わなかった。
真知子が動揺するといけない…。












……いや、俺がいやなんだ。真知子が信二と付き合っていたことを、少しでも思い出すのが…、いやなんだ。
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