カップルのおきて【修正中】
「いい!!??カップルに見えなきゃ意味ないんだからね!?大根役者とか、まじそんなん笑えないからねッ!!」
僕としては、今振り上げてる拳の行方を気にして笑えません……
「変にプレッシャーかけないでよー…。ちゃんと上手くやるから。でもさぁ、なんで彼氏役が必要なわけ??千春に限って、ストーカーだとか男絡みの悩みはな…い゙ッ!!!」
みぞにクリーンヒット。ヤバイ、余計なことを言ってしまった…。
でも、千春は顔色一つ変えずに、
「あのねー…、実はダブルデートをすることになってさッ!!!私、彼氏いないからできないじゃん??そのための役なわけよ」
「じゃあ、約束しなきゃいいだろ??だいたい…初めっから彼氏いたわけでもないのに」
千春は急に俯いて、また顔を赤くした。
「あの…ね、その友達の彼氏は…、前私が好きだった人なの。ついラブラブな二人見てさ…『幸せなもの同士、ダブルデートでもしちゃう??』て言っちゃったの……」
だからか……
「でもね、これで諦めもつくし、二人ともぎこちなくならなくてすむからさっ、協力してよねっ!!!」
千春はいつものノリで背中を叩いてきたが、痛みはそんなになかった。僕が慣れたんじゃない。今日のはそんな感じではなかった。だから、僕はなにも言えなかった。
僕としては、今振り上げてる拳の行方を気にして笑えません……
「変にプレッシャーかけないでよー…。ちゃんと上手くやるから。でもさぁ、なんで彼氏役が必要なわけ??千春に限って、ストーカーだとか男絡みの悩みはな…い゙ッ!!!」
みぞにクリーンヒット。ヤバイ、余計なことを言ってしまった…。
でも、千春は顔色一つ変えずに、
「あのねー…、実はダブルデートをすることになってさッ!!!私、彼氏いないからできないじゃん??そのための役なわけよ」
「じゃあ、約束しなきゃいいだろ??だいたい…初めっから彼氏いたわけでもないのに」
千春は急に俯いて、また顔を赤くした。
「あの…ね、その友達の彼氏は…、前私が好きだった人なの。ついラブラブな二人見てさ…『幸せなもの同士、ダブルデートでもしちゃう??』て言っちゃったの……」
だからか……
「でもね、これで諦めもつくし、二人ともぎこちなくならなくてすむからさっ、協力してよねっ!!!」
千春はいつものノリで背中を叩いてきたが、痛みはそんなになかった。僕が慣れたんじゃない。今日のはそんな感じではなかった。だから、僕はなにも言えなかった。