カップルのおきて【修正中】
昼食は別々で食べることになった。
僕と千春は、小さなカフェみたいなところで、食事をとることにした。


「……」



「…千春。」



「…ん??何??わぁ、これおいしっ!!」


わざとらしく、目の前のハンバーグをほおばって笑う。


だから僕はなおさらイラッとした。



「千春、三井くんに告いなよ。」


かちゃん


千春が持っていたフォークとナイフを置いて、口を拭いた。


「なんで今更??告えるわけないじゃない」


吐き捨てるように言った。


「でも、千春は辛そうな顔してるよ。別にいいじゃん、彼女いても。伝えるだけで、それは罪になるわけ??」



ばんっ



「健太郎に言われたくないわっ!!!!健太郎なんか…、健太郎なんかに……。」


勢いよく立ち上がった千春は、呟きながらまた腰を降ろした。
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