大好き。
俺なんてここすぐできたのに!」

「すんませんねー!あんたみたいにゲーム

 得意じゃないんでー!!!」

「あー、うん・・・・しゃーねーなぁ・・・」

と言って私のゲームを取り上げ、ゲームを始めた。

私と3つ下の男子共の視線は

一斉に慶太に集中した。

「・・・・・・・・・あ、・・・お、よっしゃ!

 できた」

「あざっす!」

と言って、ゲーを返してもらう。

「・・・て、待って!リザードンとか無理じゃない??

 これもやって(笑)」

「はー、そんぐらい自分でやれよ」

「えー、じゃぁいい、やーめたッ!」

「んじゃぁーみんなでテトリスやろぉぜ」

慶太が3つ下の男子共に言った。

「うちもやる!」

「何でお前が入ってくんだよ!」

「暇だから」

「はー・・・ったく。」

と言いつつ紫外線通信で

一斉にゲームがスタートした。

「てかテトリスってどうやんの?

 あ、また増えた!!

 ぎゃーゲームオーバーしたし!!」



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